燗をつけてくれるお店


赤津加

(あかつか)
101-0021
東京都千代田区外神田1-10-2
(03)3251-2585 JR線 秋葉原菊正宗のみ
日,祝,第1,第3,土定休.11:30〜13:30 17:00〜22:30. エイヒレ

 JR線秋葉原駅電気街口改札の前で待ち合わせて、中央通りを
渡りパチンコ屋の角を曲がると、電気街の賑わいに埋もれて昼
間は目立たないであろうたたずまいの壁が目に入ってくる。壁
伝いに路地に入り「加津赤」と暖簾の掛かった引き戸を左に開
けて中に入るとカウンター越しにステンレスの燗どうこが見え
る。15席位であろうか、コの字形に四角い椅子が並べられてい
る。入り口のすぐ左にはテーブルがあり、その先には座敷があ
る。かなりの繁盛ぶりで、カウンターの先客にずれて貰って4
人分の席を確保した。             (燗10)

 ちょっとしゃれたシェードの白熱灯のあかりが落ち着いた雰
囲気を出している。              (燗59)

 また、カウンタ横に、昔そこにあったと思われる木が、その
まま天井を突き抜けている姿も心憎い。     (燗11)

 電気街の喧噪から隔離された別世界がここにある。燗酒は菊
正宗上撰で、大徳利から漏斗の中の一合升に注いでそのまま徳
利に入れる。人差し指を徳利の底にあてて湯煎の具合を確かめ
る。カウンターに置かれた袴の中にすっぽりと収まるとどこと
なく安心感が漂ってくる。ちょっと熱めの燗だが、菊正宗はこ
こから少し温度が下がったとき一番味わいが出てくる。

 惜しむらくは、筒型の蛇の目の小振りな利き猪口ではなく、
大きく開いた平盃だと申し分ないのに...、 猪口が鼻に当
たってしまうし、香りの拡がりも十分には発揮されない。燗の
温度も最初は上燗であったが、終わり頃には熱燗で出るときも
あった。菊正宗だからこれでも十分に美味しくいただけるが、
できればもう少しつきっきりでお燗番をして欲しい。 

 二時間ほどを楽しく過ごし、一人あたり3千円位であった。
                       (燗10)


                 (2002年4月11日)

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